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「まぼろしの子ども像」-青木悦さん講演会 [言葉]

すっかりご無沙汰しております。
子どもたちがおたふく風邪にかかったり
自分も怪しかったりしていますが、
基本元気に過ごしています

先日小2の息子の小学校のPTA主催で
30年間教育ジャーナリストとして活躍中の青木悦さんによる
「子どものホンネ」というテーマの講演会がありました。
とてもいいお話だったので
簡単ですが少しご紹介したいと思います。

表題にも書きましたがまず最初に出てきた言葉が、親が
まぼろしの子ども像
に囚われてしまっている…ということでした。
親が思い描いてしまっている「まぼろしの子ども像」の見つけ方。
白い紙を半分に折り、左側に朝起きてから夜寝るまでの
自分の子どもの気に食わないことをすべて書き出します。
その後右側に正反対のことを書きだすと
自分の中の「まぼろしの子ども像」が現れるというわけです。
でも実際に親の思い描くパーフェクトな子なんて存在し得ません。
成長の過程にある段階の子どもにはいろんな側面があるからです。
ゆっくりしている子、動きのはげしい子、
それぞれ得意なことがあり、それに優劣はありません。
自分の理想とする「まぼろしの子ども像」に近づけようと
親がいろんなことを教え込まなくても、
子どもたちはお互いの違いを見つけながら
育ちあっていくという側面を忘れないようにしたいですね。と。

テーマである「子どものホンネ」については、
親や友だちという一番身近な存在の人に
気を使ってホンネを言えないでいる子どもの姿の話がありました。
関係を壊したくないがためにホンネを言えない子どもたち。
親としてそんな子どものホンネを引き出す方法は、
親自身がホンネで語ることだとのこと。
また、社会の中でのかかわりで救われる子もいるので、
「子どもはいろんな人に見守られ育てられる」
ということを大人も子ども気づけるとよいなと。
なお、母親が本音でいられることを妨げるものとして
----------
〇三歳児神話
三つ子の魂百まで=「3才までは『母の手で』」は本来『母なるものの手で』
であり、実母でなくてもその子に寄り添って
子育てできる存在が重要だという意味なのに
実母じゃないとダメだと捉えられ母子を苦しめている。
〇夫婦一致した子育て
子どもに腹を立て手を挙げる父親をただ見ている母親。
何故止めないのか?と聞くと
両親の子育ての方針が違ったら子どもが混乱するからと。
この場合一番混乱していて冷静になるべきは父親では?
夫婦一致などそもそも難しいことで、
本質を見誤らないように気をつけなければ。
いつも子どもが2対1で負けていたら???
------------
などという話もありました。

記憶に残るような数々の凶悪犯罪の犯人や容疑者は
その地区トップの進学校出身がほとんどとのこと。
その意味するところは彼らが要領よく器用に
「いい子」を演じてきたことで、
我慢をしてきたことが原因なのではないかと。
彼らのことを周囲の人に取材すると
「へぇ、あんなにいい子だったのに何故。」
という意見が出てきたりするそうですが、
ここまで我慢してきたんだね…という気持ちで
見てみて欲しいとのことでした。
(犯した罪を許せ、進学校出身者は
犯罪者になるという話ではありません。)

質問コーナーでは
●対外的にわかりやすさが求められている
学校において子どもとの向き合い方は?(高学年の先生)
→ぐちゃぐちゃ分かりづらいまま受け止めて
●しつけとはどうしたらよい?(PTA会員)
→世の中に出る頃に人としてて完成できてれいればいい
くらいの思いで、1回の内容は短く
繰り返し長いスパンで言っていくしかない。
無理強いしてすぐに身につくものじゃない。
●友だち関係に悩む娘、大人になるまでに
うまく切り抜けられるようになるのか?(中学生親)
→小中高時代に悩むことで大人になる頃には
うまくバランスが取れるようになる。
青木さんのところへ相談にくる人の中で
深刻なものはほとんど20才以上。
小さいうちに親子でぶつかりながら
悩みながら大きくなることで
人間関係のバランスを学んでいく。

そのほか
「子どもが生きていてくれさえすればいい。」
「親との本音のぶつかり合いは低年齢であるほどいい。」
など心に残る言葉がありました。

青木さん自身が本音で話してくださるので
するする耳に入ってくるとてもいい講演でした♪



幻の子ども像―子育て「論」にまどわされないで!

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jewel

おたふくって「風邪」なんですか?
知りませんでした(笑)
私おたふくってやってないんですよね・・
大人になってからでもかかるんですよねぇ
怖いです。

by jewel (2010-11-10 11:05) 

mokekek

JewelさんNice&コメントありがとうございます。[わはっ]
「おたふく風邪」は正式には
「流行性耳下腺炎」で、
一般的な風邪とは違いますが
耳下が痛くて腫れる以外は
いわゆる風邪と同じような症状で
特効薬もなく対症療法で様子を見るしかないので
「風邪」ってついているんだと思います。
大人になってからかかると
本当に大変だそうです。
わたしは疑惑は晴れて
普通の喉風邪でした(^^ゞ。
親に聞くとやってないらしいのですが
感染していても発症しなかったり
実は普通の風邪だと思って
済ませてあったりもするらしいです。
知らない間に済ませてたっていうのが
一番いいですね[ぴーっ]
by mokekek (2010-11-10 14:54) 

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